ジャック船長・第２弾

　ダヴィンチを見る予定が、予想外（っつーかうっかり忘れていた）の道路・駐車場混雑で急遽予定変更で海賊映画第２弾を見てきました。

　一緒に行った円谷・蓮也さんと共に出した結論。
　うん、コメディだ。




　

ヒロインのたくましさと黒さが一番目につきました。
　前作もがっつり自分で道を切り開いてましたが、今回も脅すわ刷り込むわ腹探り合うわ頼もしく白兵戦やっちゃうわ（しかも戦力になってる）。最後の最後には船長まで罠にかけちゃう凄腕っぷり。滲み出る「恋人を自分で助けて何が悪い！」オーラ。いや、一応二人で助かろうってことなんでしょうけど。出来る事は全てやる！て意気込みが素晴らしい。
　あまりいないと思いますよ、ここまでやれるヒロイン。

　一方のヒーロー（多分）は、相変わらず騙されるわ殴られるわ恋人と船長のキスシーンうっかり見ちゃうわ。実力はとりあえずあるはずなのに運が無い。あ、不運っぷりはフリックさん（＠幻水）に通じるものがあるかも。とにかくエリザベス嬢への愛だけで乗り切っている感のある彼ですが、さあ次回はそれもどうなるか。絶対ぐるぐる考え込むタイプだ。

　船長は相変わらず船長で。卑怯っぷりもメチャクチャっぷりも。でも今回はヒロインに押され気味だったかな。
　ちなみに彼のラストシーンを振り返って、円谷は「触手か…」と呟いたそうな。

　個人的にツボだったのは、船長のふらふらくねくねが移り出してるエリザベス嬢と、十字架島に辿り着いたウィルにエリザベスが抱き付いた時の振られ男二人の顔（笑）。船長→エリザベスって結構本気だったりするんですかねー。
　あ、あと最初の方、船員達とウィルが捕まって崖に吊るされて、必死こいて脱出図るトコ。涙を誘われました（笑）。

　にやりとしたのは十字架島の廃墟での戦闘シーン。屋根やら塀やらの上で戦う様に、FFTだーと喜んでました。規模はもう少し大きくなるんでしょうけど、きっとあんなふうなんだろうなー。

　ところで前作の呪いって残ってるんですがね？　あれは猿以外は完全に解消？