エースと世話女房

　高校時の部の後輩と「バッテリー」見てきました。
　時々噴いたりしながらも普通に楽しめました。

　若いなー思春期だなーとまったり見てきました。あ、普通に感動もしました。
　おお振りで得た知識も動員しつつ、ホントにピッチャーて我侭っつーか気難しいなーとか、キャッチャーがどっしり構えててくれないと心理的影響大きいなぁとか、そんなこと考えつつ。「原田に惚れた」とか「こいつを離さない」とか、心配するにしてもそこまで身体の上に覆いかぶさることないんじゃね？とか、生温く笑ってもきました。
　巧は無愛想で野球バカで、むっすーとしてるクセに野球のこととなるとにって笑ったりして可愛かったです。ユニフォームとボールがいつでも真っ白さらさらなのには笑ってしまいましたが。もうちょっと汚れててもいいと思うよ。
　豪は笑顔が良かったです。にかって感じで。良いムードメーカーになりそう。キャッチャーはピッチャーの球も気持ちも受け止めなきゃならなくて、でもどっしり構えてなきゃいけなくて、大変だなーと思ってました。どっちかというと後半は豪に感情移入してたかも。
　登場当初は敵っぽくなっちゃうのか？と思ってた戸村センセもちゃんと監督で何か嬉しかったし。俺の首をかける！とかアツい体育会系っぽいとこや、巧の「野球は誰のものですか？」の問いに「お前らのもんじゃ」て答えてくれて、１プレイヤーじゃなくて監督だなって感じで好印象。
　あとは沢口くんが可愛かった。百面相も面白かったけど、巧を説得するシーンとかね。可愛い。
　天海さんは相変わらず美人でした。でも何か可愛らしくもあって好きな女優さんです。

　えーっと若干横道逸れたことでは。
　FFTAとまるマがぐるぐるしてました。病弱な弟と看病に必死な母親とか、チームの中でのキャッチャーの存在とか。その辺がキー。
　FFTA。弟があんなに素直で、父親があんなふうに協力的だったならマーシュ君も苦労しなかっただろうに。そしてもう少し自分の意志を貫く強さがマーシュ君にあったならもう少し違う家族関係になってただろうに。とかそんなことを思ってました。天海さんみたいにマーシュ君のお母さんもマーシュ君をもう少し省みてくれると良いのになー。
　まるマ。話の中ではユーリの野球好きばかりが割と表に出てて、キャッチャー的性格が少なめな感じですが。あそこに座ってゲームを見てキャッチャーを見てボールを受けて。実際にはユーリは自分で思ってるよりタフなんだろうなーと思いながら見てました。結構王様向いてるよ、きっと。

　今度原作読もうと思います。原作読んでる後輩ちゃんによると他の設定も色々美味しいものがあるらしい。気になる。